実銃とトイガンの見分け方










はじめに
ハンドガン
サブマシンガン・アサルトライフル等
ライフル等
その他特殊型


武器庫








近年はトイガン(玩具銃)がよりリアルになり、外見や重さ、質感、刻印までもが本物と同じようになってきました。
これは我々愛好家にとってはとても喜ばしいことなのですが、一般の方々には少々紛らわしいものとなっていると
思われます。
そんな中、もし今まで銃とは何の関わりも持たなかったあなたの目の前に、引っ越し先の押し入れを整理していた
あなたの目の前にふと見覚えのない銃が現れたらどうしますか? それが玩具ならともかく、本物だったら
下手に捨てることもできません。とはいえ、とりあえず警察に届けたもののそれが玩具でしたでは単なる人騒がせで、
みんなの笑い草になってしまう……
そんなあなたのために、実銃とトイガンの見分け方をお教えします。

お役に立てれば幸いです。



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ハンドガンの場合
(片手で扱える小型の銃)




オートマチックハンドガン
リボルバー









オートマチックハンドガン(比較的角張っていて、マガジン
(弾倉、弾を入れる箱)を使用する銃)の場合
※説明上のリンクの貼られている単語をクリックすると、説明用の写真を見ることができます。




@
まず最初に注意事項です。ハンマー(撃鉄、銃の後ろについている動くパーツ)とトリガー
(引き金、銃の中央下辺りに付いている指で引くパーツ)には絶対に触らない。
そして、絶対に銃口は覗かないでください。

A
まずマガジン(弾を入れるための棒のような箱)を抜いてみます。トリガーの後ろ辺り、
グリップ(銃の握るところ)の丁度右手の親指と中指の間辺りにあるボタン(マガジンリリース)
を押すか、グリップ底部にあるマガジンキャッチ(スイッチみたいなマガジンのストッパー)を
動く方向(通常は銃後方)に動かしてマガジンを取り出します。

B
そしたら、まずマガジンの先端を見てみてください。もしそこに6mmもしくは8mm程度のBB弾を
入れるためのが開いていたら、それは玩具の銃です。Eに進んでください。
もしそうでなく、実弾の装填ができるような状態(ボールペンのキャップ程度のものが横倒しの状態で
入れられる状態)、もしくは実弾らしきものが装填されている状態のものは本物かモデルガンの可能性が
あります。Cへお進みください。

C
スライド(銃の上に取り付けられている後ろに引っ張ることのできるパーツ。大抵は後ろのほうに
滑り止め用の溝があります)を後ろに止まるところまで引いてみてください。もしここで引けないものは
玩具なのでEに進んでください。ただし、中にはスライドが重たいものもあるので注意が必要です。
引いたままの状態にすると、銃の右側や上の方にが現れるはずです。そしたら、そこから銃身
(弾の通る筒)を覗いてみてください。(もしティッシュや紙が詰められている場合は取り除いて
ください)もし銃身が弾が出ないように塞がれていたりしたら、それはモデルガンです。Eに
進んでください。

D
Cまでで当てはまらないものは、本物、もしくは改造けん銃の可能性があるので念のため
交番なりに届け出てください。ちなみにここで注意事項ですが、銃を持ち出すときはバッグなどに
入れるなりして、決して裸で持っていかないようにしてください。裸で持って行くと、誤解などで
あなたが罪に問われてしまう可能性もあります。

E
もし玩具でそれを廃棄する場合は、箱などに入れて『廃棄する玩具』など玩具であることを
明記して廃棄するか、もしくは可能な限り分解して廃棄してください。(※実銃の場合は、決して
廃棄せずに警察に届け出てください。廃棄すると、あなたが罪に問われることがあります)




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リボルバー(真ん中あたりに回転するパーツがあるもの)の場合
※説明上のリンクの貼られている単語をクリックすると、説明用の写真を見ることができます。
※僕はリボルバーに関してはあまり詳しくないので、僕の知っている知識の範囲内のみでの
説明となります。また、情報をお持ちの方は連絡していただけると幸いです。




@
まず最初に注意事項です。ハンマー(撃鉄、銃の後ろについている動くパーツ)とトリガー
(引き金、銃の中央下辺りに付いている指で引くパーツ)には絶対に触らない。
そして、絶対に銃口は覗かないでください。

A
まず、シリンダー(真ん中の回転するパーツ)の後ろにあるシリンダーラッチ(物によっては
スイッチのような形状をしている)を引いて(押す場合も)、シリンダーを横に押し出します。
押し出せたらEへ進んでください。もし押し出せない場合は、次へ進んでください。

B
横に押し出せないものはシリンダーの斜め前方下を見てみてください。もしそこに蝶番状
のものがあったり、もしくはシリンダーの斜め後方上に前後方向に分離できそうな形跡があったら、
それはもしかすると前方に折り曲げることができるかもしれません。シリンダーラッチを引きながら、
(押す場合も)前方に蝶番を支点にして開いてみてください。開くことができたら、Eへ進んで
ください。もし蝶番などもなく、横にも押し出せないようであれば、次へ進んでください。

C
今度は、銃を後ろから見てみてください。もしシリンダーの後ろのカバーのような部分にシリンダーに
弾を入れるための穴があれば、Eに進んでください。もしなければ、次へ進んでください。

D
A〜Cに当てはまらないものや、シリンダーを回転させることができないものはトイガンだと
考えられます。Jへ進んでください。ただし、錆びていて動かない場合などは、錆を落とすなどしてから
再び挑戦するようにしてください。

E
シリンダーを横に押し出す、もしくはシリンダーを開ける、もしくは弾を入れるところが見つかったら
まず中に真鍮で作られたた弾が入っているか確認してください。もし入っている場合は、次へ、
入っていなければHへ進んでください。

F
弾が入っていたら、それが取り出せるかどうか試してみてください。錆などがないのに取り出せない
場合、それはトイガンだと考えられます。Jへ進んでください。取り出せた場合は、次へ進んでください。

G
取り出したものを正面から見てみてください。正面から見て6mmもしくは8mm程度のBB弾の入る穴が
あいている場合はトイガンだと考えられます。Jへ進んでください。そうでなく、もしそれが実弾らしきもの
(真鍮の先に茶色、もしくは銀色のものが付いている)であれば、次へ進んでください。

H
実弾らしきものが入っていた、もしくは何も入っていなかった場合はシリンダー内部、もしくは
バレル(弾の通る筒)を覗いてみます。このとき、正面からでなく、必ず後ろから覗いてください。
(ただし、シリンダーを開くことのできないものは、仕方ないので弾が入っていないことを確認して
正面から覗いてみてください。このとき、絶対にトリガーやハンマーをいじらないでください)
もしどちらかが何かで塞がれていたりして弾が出ていかないようになっている場合や、バレル内が
直径6mmもしくは8mmの真鍮製でつやつやして、光を反射しているようであればトイガンだと
考えられます。Jへ進んでください。

I
Hに当てはまらず、銃身内に火薬カスが付いていたり、螺旋状の模様が彫り込まれているものは
本物、もしくは改造けん銃であることが考えられるので、念のため交番なりに届け出てください。
ちなみにここで注意事項ですが、銃を持ち出すときはバッグなどに入れるなりして、決して裸で
持っていかないようにしてください。裸で持って行くと、誤解などであなたが罪に問われてしまう
可能性もあります。

J
もし玩具でそれを廃棄する場合は、箱などに入れて『廃棄する玩具』など玩具であることを
明記して廃棄するか、もしくは可能な限り分解して廃棄してください。(※実銃の場合は、決して
廃棄せずに警察に届け出てください。廃棄すると、あなたが罪に問われることがあります)




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製作中……